Afterコロナにおける税理士事務所の顧客獲得術

コロナによって顧客獲得手法が変わった

新型コロナウイルスの感染者数も落ち着いてきて、また5月から5類に

分類され、以前の日常に戻ってきています。

コロナ後から、税理士事務所をはじめとした士業の方からのご相談が増えました。

「対面などリアルでの相談をうけたり、打診することが、以前より難しくなって

しまったのでwebを使って集客したい」

ご相談の多くはこういった内容です。

コロナ以前よりインターネットの普及に伴い、税理士事務所の顧客・関与先獲得の手法は

変わってきていましたが、コロナによって更にスピーディーに変わってきているという印象です。

ではAfterコロナと呼ばれるこれからの時代において、税理士事務所が

新たな顧客を獲得するためにやっておくべきことについて今日は書いてみます。

あらゆるツールを駆使してウデをチラ見せ

まず、今の時代の顧客心理を考えてみましょう。
見込客が税理士事務所を選ぶ時、どのようにして選ぶのでしょか!?

それは

税理士の腕(ウデ)の良さ

と言われる方が多くいらっしゃいます

確かに税理士事務所など士業は目に見える商品があるわけではありません。売り物は先生のウデです。
見込客は先生のウデを見て、契約するかどうかを判断します・・・・・いや、果たしてそうなのでしょうか?

契約・購買前に無形である先生のウデが良いかどうかを見込客はどうやって判断できるのでしょうか!?

そうなんです、契約前にその見込み客にとって腕が良いか悪いかは判断できないのです。

ですが、腕が良さそうと思ってもらうことは可能です。
これが以前ならば
・リアルな口コミ
・セミナーでの語り口、参加者数、開催数
・出版実績
などリアルイベントの評価や本といったもので判断されていました――A

ところがここも時代が変わってきました。

今は・・・・
・SNSのフォロワー数
・SNSの内容
・Youtubeのチャンネル登録者数
・Youtubeの再生回数、高評価・低評価のバランス
・コンテンツマーケティング(ブログ)のハテブやSNSなどのシェア数
といった具合にWEB上のシェアやお気に入り数こそが、最も信頼を獲得できる実績となりつつあります――B

正確にはAとBで複合的に判断する人が多数派でしょう。
時代の流れとしてはBを重視する傾向にますますなっていくことが予想されます。

このようにインターネット上で税理士としての腕をできる限りチラ見せすることが、これからの顧客獲得においては避けて通れません。

コンテンツを作ることと発信すること

では具体的に何をやるべきなのかというと
コンテンツを作ること
ただそれだけです。

以前であれば、SEO対策のために「ブログを書く」ということがコンテンツを作ることでした。

これが今ならば、
・ブログにアップする
・その内容を動画に撮って、YouTubeにアップする
・メルマガでも案内する
・Twitterで小分けにして投稿する
といったように1つのコンテンツを様々な手段で発信することが出来るようになりました。

その分、手間はかかるとも言えますが、逆に見込客の問い合わせ経路を増やせるとも考えられます。

このように1コンテンツ多発信することが今のwebマーケティングでは重要です。

せっかくブログを書いたのであれば動画で発信しましょう。
ついでにTwitterにも載せましょう。
そういう時代なのです。

実際、弊社も最近はyoutubeに力を入れていて、毎週動画をアップしています。

今後、ショート動画もアップしていきます。

1コンテンツ多発信マーケティングについて、

ご興味ある方はどうぞ一度、弊社にお問合せください。

執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社FIS DESIGNS  代表取締役
セミナーBOOK株式会社 代表取締役副社長

独立前は、「楽天ビジネス」にて税理士事務所を
中心に士業事務所を担当。
2013年に税理士特化型WEB制作会社FIS DESIGNS
の代表取締役に就任。
300事務所以上の税理士事務所のホームページ制作や、
WEBコンサルティングに従事。
2019年に、税理士向けセミナーポータルサイトの
「セミナーBOOK」の創立に参画。
税理士向けセミナー講演も多数行い、税理士事務所のWEB戦略推進に
日々邁進している。