こんにちは、税理士専門WEB会社FIS DESIGNSの福田です。
今回は、開業したばかりで顧問先ゼロの税理士の方が、
ホームページを活用して顧客から選ばれるためのページコンテンツについてお話しします。
どんなコンテンツや工夫が必要か、具体的なポイントを押さえながら解説していきます。
開業税理士必見!顧問先候補から選ばれるためのホームページコンテンツとは
1. まずは「検索されやすさ」を意識する
開業税理士の多くが「地域名+税理士」といったキーワードで検索されるケースが多いため、
地域名を組み合わせたキーワード戦略が基本となります。
「渋谷 税理士」や「会社設立 税理士」など、
企業や個人が地域やニーズで検索する際に見つかりやすいキーワードを設定しましょう。
SEO対策が重要ですが、リスティング広告も効果的な方法です。
2. ホームページの「タイトル」と「ディスクリプション」で差別化を図る
検索結果では、ホームページのタイトルと説明文(ディスクリプション)が表示され、
ここでの差別化がクリックに直結します。
例えば、
「月額1万円~の税務顧問」
「会社設立実績○件以上の税理士事務所」
「飲食専門税理士事務所」
など、
ターゲットに合ったキャッチフレーズを用意することで注目を集められます。
競合が多い中で、自社の強みをわかりやすく伝えることが大切です。
3. 特徴がない場合は「強み」を無理にでも作る
もし特別な特徴がない場合でも、差別化のために自分の強みを打ち出す工夫が必要です。
以下のような内容が考えられます:
- 対応の速さ:
「24時間以内にレスポンスします」
「土日も問い合わせ可能」 - クラウド会計対応:
「クラウド会計ソフトに自信あり」 - 月次決算報告:
「毎月必ず月次決算を行い、月初の○営業日までに数値を報告」
特に「土日に対応できる」といったサービスは、
平日に時間が取れない顧客にとって強みとなります。
開業初期はある程度の根性が必要ですが、顧客が増えてきたら対応範囲の調整も可能です。
4. 顧客の関心を引きつけるための工夫
開業時は、ある程度の「がむしゃらさ」が必要です。
ただし、やみくもに頑張るだけでなく、
競合他社のホームページやタイトル、ディスクリプションの内容も確認し、
顧客候補がクリックしたくなるポイントを探る工夫が大切です。
さらに、トップ画像やレイアウトに配慮し、
訪問者が最初から最後まで読んでくれるように構成を工夫することも効果的です。
5. SEO対策とリスティング広告を併用
検索結果の上位に表示されるためには、SEO対策やリスティング広告も活用しましょう。
SEOは中長期的な効果が期待できる一方、
リスティング広告は即効性があるため、開業当初の顧客獲得に非常に有効です。
動画で紹介しているSEO対策に関する詳細も参考にしてください。
開業時に重要なのは「工夫」と「継続」
私が独立したての頃も、とにかく人と会ったり、交流会に参加したり、
セミナーを主催するなど積極的に動いていました。
しかし、最初から成果が出るわけではありません。
ホームページを工夫し、コンテンツを追加し、
SEO対策を継続的に行うことで徐々に問い合わせが増えていきました。
顧客獲得には、少しの工夫と継続が必要になります。
顧問先ゼロからのスタートは、どの業界でも簡単ではありませんが、
わかりやすく、共感を引き出すコンテンツを工夫することで、
選ばれる税理士事務所になることが可能です。
開業時のホームページ作成におけるポイントを押さえて、ぜひ顧客獲得に役立ててください。
もし、具体的な集客やSEOのご相談があれば、FIS DESIGNSがサポートいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。
コラムの内容を、動画でも解説しています。
執筆者紹介
- 株式会社FIS DESIGNS 代表取締役
独立前は、「楽天ビジネス」にて税理士事務所を
中心に士業事務所を担当。
2013年に税理士特化型WEB制作会社FIS DESIGNS
の代表取締役に就任。
300事務所以上の税理士事務所のホームページ制作や、
WEBコンサルティングに従事。
2019年に、税理士向けセミナーポータルサイトの
「セミナーBOOK」の創立に参画。
税理士向けセミナー講演も多数行い、税理士事務所のWEB戦略推進に
日々邁進している。