税理士事務所のホームページに載せる「強み」の作り方

税理士事務所のホームページの目的

これまで何度か述べてきていますが、税理士事務所におけるホームページの
目的は・・・
・見込客を集めるための集客装置(SEO対策、リスティング広告など)
・見込客に選んでもらうための営業ツール
大きくこの2つです。

ホームページを集客装置としてうまく動かすために必要な取り組みは
税理士事務所のWEB集客は「SEO」or「リスティング広告」
税理士事務所におけるSEO対策の仕方
税理士事務所におけるリスティング広告運用のポイント
このあたりのブログをご覧いただければと思います。

今日は「見込客に選んでもらうための営業ツール」としてホームページを
有効活用するための方法を1つ書いてみます。

見込客に選んでもらう≒問い合わせをしてもらうためには
強みをホームページに載せる必要があります。

実際に例を挙げてみましょう。

税理士事務所がホームページに載せるべき強みとは

たとえばホームページ制作会社を皆さんが探しているとしましょう。

すると次の2つの会社のホームページに辿り着きました。各社はそれぞれ
つぎのようなメッセージをホームページに載せていますが、どちらを
選びますか!?

A社
・ホームページを制作して20年!
・軽いフットワークで、お客様のお悩みを直接伺いにまいります!
・あらゆる業界の集客をサポートしてきた確かな実績!

B社
・税理士、会計事務所のホームページ制作に特化!
・制作実績200件!
・WEB集客だけでなく、職員採用など税理士事務所のあらゆる悩みを
解決してきたノウハウがあります!

まぁ、露骨に書きすぎた感はありますがB社を選びますよね^^;

ただ、このように
「どの業界に」
「どれくらいの実績」
「どんな分野で支援してきたか」
「どんなスタッフがいるのか」
といったことをたった2?3行書くだけでも、見込客にとっては

私に合ってそうな事務所っぽい!

といった具合に信用や信頼を獲得することが可能となります。

さらに、強みと表現するとどうしても実績や専門性を強調することを
考えがちになってしまいます。

なので、強みというよりも「選ばれる理由」を考えてみましょう。

考え方はこうです。

私は●●だから今のお客様に選ばれた

と●●を埋めるのです。

このように2つ3つ選ばれる理由を考え、それをホームページに
載せて3カ月スパンくらいで検証していくと、最もお客様に響く
自身の強みが見つかるはずです。

ホームページは他所と差別化せねば、問合せは得られません。
まずは皆さんご自身がどのような強みをPRをすべきか考えてみてください!

執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社FIS DESIGNS  代表取締役
セミナーBOOK株式会社 代表取締役副社長

独立前は、「楽天ビジネス」にて税理士事務所を
中心に士業事務所を担当。
2013年に税理士特化型WEB制作会社FIS DESIGNS
の代表取締役に就任。
300事務所以上の税理士事務所のホームページ制作や、
WEBコンサルティングに従事。
2019年に、税理士向けセミナーポータルサイトの
「セミナーBOOK」の創立に参画。
税理士向けセミナー講演も多数行い、税理士事務所のWEB戦略推進に
日々邁進している。